元宵節(jié)の2月15日、ビッグエア首鋼（雪飛天）で、中國人選手の蘇翊鳴が金メダルを獲得した。選手が空を飛ぶ時(shí)、工業(yè)用冷卻塔が獨(dú)特な背景となった。

　このサイバーパンクなスポーツの雰囲気は人々を驚かせた。多くの選手が「超クール」「バーチャルワールドやオンラインゲームの中にいるようだ」と稱賛した。この「大きな煙突」は國內(nèi)外のSNSで話題になった。

　廃棄されていた首鋼冷卻塔が、冬季五輪をきっかけに再び熱くなった。日中はその景観で工業(yè)の雰囲気を演出する。內(nèi)部は観客のチケット提示と安全検査のホールになっている。夜になると、ここでは彩り豊かなイルミネーションが上演される。ジャンプ臺の下のスポーツ広場と観客エリアには、雰囲気を盛り上げる照明システムが特別に設(shè)置されている。

　工業(yè)とスポーツが織りなすおしゃれな感覚のほか、「雪飛天」はSF感も満載だ。例えば會場は太陽光発電、太陽光光ファイバー照明、ゼロ負(fù)圧給水システムなどの新技術(shù)を採用。景観道路には建築ゴミを焼卻し作った再生透水レンガなどが使用された。至る所すべてがグリーンな五輪開催、節(jié)約型の五輪開催の理念を示している。ある海外メディアは、「冷卻塔と鉄鋼施設(shè)を背景とするスキーの寫真に違和感を覚える人もいるが、実際にはここは五輪運(yùn)動に最も適した場所だ」と伝えた。

 「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2022年2月18日