先ごろ開かれた中國(guó)の中央経済活動(dòng)會(huì)議で、來年は「穏中求進(jìn)」（安定の中で前進(jìn)を目指す）基本方針を堅(jiān)持することに重要な意義があると指摘された。業(yè)界関係者は、「穏中求進(jìn)」という基本方針の下で、重要分野での改革が進(jìn)み、供給側(cè)の構(gòu)造改革も深化するとの見方を示した。

注目の金融政策について、會(huì)議は「穏健で中立的」な政策を維持すべきとし、流動(dòng)性の基本的安定を維持する方針が提起された。業(yè)界関係者は、來年の金融政策について、主體性とツールが引き続き充分にあるため、金融システム全體の流動(dòng)性は合理的な安定を確保できるとみている。

中央経済活動(dòng)會(huì)議は、來年の金融政策について「穏健中立」との基本方針を示した。中金固定収益研究分析員の陳健恒氏は、「現(xiàn)在の経済環(huán)境からみて、PPI（生産者物価指數(shù)）に急上昇の圧力がかかっているため、これに伴いCPI（消費(fèi)者物価指數(shù)）も緩やかに上昇している。世界的なインフレ水準(zhǔn)とインフレ観測(cè)の高まりに加えて、不動(dòng)産市場(chǎng)も過熱。金融政策については、年內(nèi)にすでにインフレリスクの引き締めに動(dòng)いたため、流動(dòng)性がひっ迫し、市場(chǎng)金利は全體に大幅上昇した。しかし中國(guó)人民銀行（中央銀行）はまだ基準(zhǔn)金利の調(diào)整は行っていない。來年も米利上げが続き、2回、3回と実施されるなら、米ドル高が進(jìn)み人民元為替相場(chǎng)への圧力も高まるため、人民銀は適度な利上げを検討する可能性がある。しかしその前提は、経済が安定的な発展を維持することだ」との見方を示した。