３月１３日、國務(wù)院機構(gòu)改革案が第１３期全人代第１回會議に提出された。同案によると、國務(wù)院構(gòu)成部門は２５から２６に増えるが、正部級機構(gòu)は８減り、副部級機構(gòu)は７減る。このことから、今回の機構(gòu)改革の重點は政府構(gòu)成部門の數(shù)を減らすことではなく、機構(gòu)改革を通じて、各部門に分散していた特定職能を統(tǒng)合し、関連職能分野の大部門體制を作り、各部門の職能配置を合理化?最適化する點にあることが分かる。

この案から、いくつかの顕著な変化を見て取ることができる。①職能の近い部門職能を統(tǒng)合し、関連する大部門體制を構(gòu)築した。②重要な職能を統(tǒng)合し、機構(gòu)規(guī)格を昇格させ、國務(wù)院構(gòu)成部門にした。③一部部門を再編し、職能を最適化した。④一部部門を新設(shè)し、新たな発展情勢に適応させた。

まず、自然資源部、生態(tài)環(huán)境部、文化?観光部を設(shè)置した。自然資源部は國土資源部、國家海洋局、國家測量製図地理情報局など國の自然資源管理に関する職能を統(tǒng)合し、それによって自然資源管理の大部門體制を?qū)g現(xiàn)した。生態(tài)環(huán)境部は環(huán)境保護部を土臺として、その他各部門の生態(tài)と環(huán)境保護に関する職能を統(tǒng)合し、生態(tài)環(huán)境職能の大部門體制を?qū)g現(xiàn)した。文化?観光部は文化部と観光局の文化観光職能を統(tǒng)合し、文化産業(yè)発展と観光産業(yè)発展をベースに文化?観光産業(yè)業(yè)界管理の大部門體制を?qū)g現(xiàn)した。

次に、退役軍人事務(wù)部と応急管理部を新設(shè)した。関連部門の関連職能を統(tǒng)合する一方で、退役軍人事務(wù)管理と応急管理の機構(gòu)等級を引き上げ、國務(wù)院構(gòu)成部門レベルで管理を行うようにした。國の退役軍人事務(wù)と応急管理職能に対する重視を體現(xiàn)した。

第三に、國家衛(wèi)生健康委員會を設(shè)置し、科學(xué)技術(shù)部を再編し、司法部を設(shè)置し、水利部の職責(zé)を最適化し、審計（會計監(jiān)査）署の職責(zé)を最適化した。これらの部門はいずれも國務(wù)院傘下の関連機構(gòu)と関連職能を統(tǒng)合したものだ。そのうち國家衛(wèi)生健康委員會の設(shè)置は、機構(gòu)改革のレベルで次のようなメッセージを発したと言える。中國の人口政策に重大な変化が起こり、國策としての計畫出産は歴史の舞臺から退き、新しい人口政策が數(shù)の規(guī)制ではなく衛(wèi)生?健康に著眼しているというメッセージである。２人っ子政策が緩和された上に関連政策がさらに緩和され、子供をもうける要望と能力のある家庭がより多くの子供を持てるようになり、それによって人口分野の性別比不均衡や年齢構(gòu)造高齢化の問題が緩和されることが見込まれる。

第四に、新たに設(shè)置された國家移民管理局と國家國際発展協(xié)力署は、新時代の対外開放の新構(gòu)造を體現(xiàn)している。過去、中國の國境は辺境警備であり、辺境警備を管理するのは軍隊と武裝警察だったが、現(xiàn)在は大部分が出入國管理局の管理になっている。國家移民管理局の新設(shè)は、明らかに次のような新情勢を考慮したものだ。すなわち、現(xiàn)在では対外開放のレベルがますます高くなり、國の境界は過去の閉鎖的な時代における意味合いとは大きく異なり、將來は國境も國の境界ではなくなり、人員と物資の出入國だけでなく、多くの移民が出現(xiàn)する可能性が高い。そして國家國際発展協(xié)力署は、機構(gòu)のレベルで「一帯一路」（「シルクロード経済ベルト」と「２１世紀(jì)海のシルクロード」）など人類運命共同體構(gòu)築に組織的な支持を提供するものだ。