會期2日間の20カ國?地域（G20）首脳ハンブルク?サミットが現(xiàn)地時間8日午後に幕を閉じた。今回は「相互に連結(jié)された世界の形成」をテーマとする首脳會合で、各國首脳は貿(mào)易、金融、デジタル経済、エネルギー、気候変動、難民?移民、反テロリズムなど世界的に重大な議題に焦點を當(dāng)てて討論を行った。ドイツのメルケル首相はサミット終了後に行われた記者會見で、2日間の會談を経てG20が自由貿(mào)易を支持することで一致したが、気候変動に対応する「パリ協(xié)定」については、米國が離脫したためコンセンサスをまとめられなかったことを明らかにした。

今回のサミットは「G20ハンブルク?サミット：首脳宣言」をまとめ、現(xiàn)在の試練に対応し、相互に連結(jié)された世界の形成を重視することが、國際経済協(xié)力の主要フォーラムとしてG20の共通目標(biāo)になると強調(diào)。杭州サミットの成果をベースに、手を攜えた協(xié)力、貿(mào)易?投資の推進、デジタル化の潛在力発揮、持続可能な発展の推進、アフリカ諸國とのパートナーシップ樹立、強固で持続可能で均衡ある包括的な成長の実現(xiàn)、グローバル化の形成、全人類への恩恵付與を約束した。

自由貿(mào)易と気候変動が、今サミットで最も注目されたテーマとなった。ただ、米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が一貫して「米國優(yōu)先」で國を治める主張を守り通すと共に、「パリ協(xié)定」からの離脫を決めたことが、今サミットでこの2つの分野に関するコンセンサスをまとめられるかどうかに対する外部の疑念を生んだ。

中國商務(wù)部國際貿(mào)易?経済協(xié)力研究院?研究員の姚鈴氏は『経済參考報』記者に対し、G20ハンブルク?サミットが、貿(mào)易と投資、世界金融システム改革、エネルギーと気候、発展問題の4つについてコンセンサスをまとめたが、実際に簡単ではないと指摘。特に、貿(mào)易と投資に関するコンセンサスをまとめられたことには重要な意義があるとの見解を示した。姚鈴氏は、主な成果が2つの面に表れていると説明。まず、保護主義への反対。次に、ハンブルク?サミットは、「ルールに基づく國際貿(mào)易體系」が「多國間ルール體系」を補完することを強調(diào)しており、これは多國間貿(mào)易體系を支持することが依然として國際社會の重要なコンセンサスで、世界各國共通の利益に合致することも意味している。