中國遠(yuǎn)洋海運(yùn)集団(COSCO)は9日の発表で、東方海外會社(OOCL)の株主に向けて、買収の取り決めを提示した。その買収金額は約428.7億元である。ただ、買収は中國、EU、米國の各政府の反トラスト審査を通らなくてはならない。
東方海外會社(OOCL)は香港の船の王者とも言われる董浩雲(yún)氏が1947年に創(chuàng)立したものである。1982年、董浩雲(yún)氏が他界すると、その長男の董建華氏が東方海外の親會社東方海外國際會社を14年にわたって経営してきた。董建華氏が香港特區(qū)初代行政長官に當(dāng)選した後、弟の董建成氏に受け継がれ、現(xiàn)在では第三代にあたる董建華氏の長男、董立均氏が最高経営責(zé)任者を勤めている。
東方海外(OOCL)は現(xiàn)在、世界第七の海運(yùn)會社となり、103艘の船舶を有している。
臺灣の『連合報』9日の報道によれば、「データが示すように過去の二年間で、企業(yè)間の合併や買収に従って、世界の海運(yùn)市場はますますその凌ぎを削っている」とした。また、『ウォールストリートジャーナル』は、「買収の後、中國遠(yuǎn)洋海運(yùn)集団(COSCO)はデンマークのマースク海運(yùn)會社とスイスのMSCに次ぐ世界第三位の海運(yùn)會社となる」と報道した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2017年7月11日