1.歐米とロシア、経済制裁のシーソーゲームを展開
米國とEUはウクライナ危機(jī)を理由に、3月より対ロ制裁を繰り返している。ロシアは8月にその報(bào)復(fù)措置として、対ロ制裁國の一部の農(nóng)産物の輸入を1年禁止?規(guī)制することを決定した。米國は9月12日、ロシアがウクライナ東部の安定を損ね続けていることを理由に、國防?金融?エネルギー業(yè)界に対する追加制裁を発表した。EUも同日追加制裁を発表し、ロシアのEU資本市場進(jìn)出の制限を強(qiáng)化した。
2.マレーシア航空、2度の航空事故で経営が泥沼化
3月8日未明、北京著のマレーシア航空MH370便の離陸後、地上との交信が途絶えた。マレーシアの大統(tǒng)領(lǐng)は3月24日、最新の情報(bào)によると、MH370便は南インド洋に墜落したと発表した。マレーシア航空のMH17便は7月17日、ロシアの國境に近いウクライナ東部で撃墜され、乗務(wù)員と乗客の全員が死亡した。
マレーシア航空の四半期決算によると、同社の第3四半期の赤字額は5億7610萬リンギット(約198億円)に拡大し、乗客數(shù)と収益が減少した。
3.米FDIC、金利不正操作で16行を提訴
米連邦預(yù)金保険公社(FDIC)は3月14日に世界の大手16行を提訴し、不正操作により銀行間取引金利を低く保ち、不正に利益を得ていたと批判した。訴訟の対象となった銀行には、バンク?オブ?アメリカ、シティバンク、JPモルガン?チェースなどが含まれる。
4.歐州がマイナス金利の時(shí)代に、歐州版QEを発動(dòng)
歐州中央銀行のドラギ総裁は6月6日、預(yù)金金利を?0.1%に、政策金利を0.15%に引き下げ、上限金利の限界貸出金利を35ベーシスポイント引き下げ0.4%とすることを発表した。これは歐州中央銀行が、マイナス金利を適用した初の世界主要中央銀行になったことを意味する。ドラギ総裁は11月17日、「ユーロ圏の経済成長の原動(dòng)力が弱まっており、経済成長率と物価上昇率が低迷を続ければ、歐州中央銀行は國債購入などのさらなる緊急措置により景気を刺激する」と表明した。歐州委員會(huì)のユンカー委員長は11月26日に歐州議會(huì)に対して、総額3150億ユーロ?3年間の膨大な景気刺激計(jì)畫を正式に提出した。
5.BRICS開発銀行が誕生
中國、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカは7月15日にブラジルのフォルタレザで協(xié)定を締結(jié)し、BRICS開発銀行を設(shè)立し、緊急時(shí)に資金を融通し合う外貨準(zhǔn)備基金を発足することを発表した。協(xié)定の內(nèi)容によると、開発銀行の本店は上海に設(shè)立される。BRICS開発銀行は資本金を1000億ドルまで増資する予定で、初期の500億ドルの資本金については各加盟國が均等に出資する。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2014年12月24日