BRICSの提唱する開放型協(xié)力は、多くの発展途上國に新たな発展のチャンスをもたらし、南南協(xié)力の安定した長期的な発展を推進(jìn)している。

BRICS新開発銀行のアフリカ地域センターが17日、南アフリカ共和國のズマ大統(tǒng)領(lǐng)の見守る中、正式に始動(dòng)した。BRICS新開発銀行が設(shè)立した最初の海外支店となる。アフリカ向けの窓口として、同行によるアフリカでの融資?準(zhǔn)備金業(yè)務(wù)のさらなる推進(jìn)を助ける。ズマ大統(tǒng)領(lǐng)は始動(dòng)式で、「アフリカ地域センターの始動(dòng)は歴史的な瞬間だ。アフリカ大陸の発展に対するBRICS諸國の固い約束を表すものとなる」と語った。

BRICS新開発銀行は、BRICS諸國の協(xié)力メカニズムの重要な一部となる。世界銀行の推測によると、発展途上國のインフラ建設(shè)の資金不足は1兆ドルに達(dá)するが、従來型の多國間開発機(jī)構(gòu)はその約40％の融資しか提供できない。新興市場國と発展途上國のインフラ施設(shè)への投融資の困難をいかに緩和するか。包括性と持続可能な発展をいかに促進(jìn)するか。BRICS諸國は、「基礎(chǔ)を強(qiáng)化し、利益共同體を構(gòu)築する」との選択を行動(dòng)によって行った。

新興市場國家だけで作られた多國間開発機(jī)構(gòu)であるBRICS新開発銀行は、共同発展を促進(jìn)するパートナーシップを構(gòu)築し、発展途上國の共同繁栄を促進(jìn)するという重任を負(fù)っている。2012年にBRICS新開発銀行設(shè)立の構(gòu)想が初めて打ち出されて以來、2013年には実行可能性の論証を完了、2014年には合意文書に署名、2015年には正式に開業(yè)、2016年には初の融資プロジェクトを発表、さらに初のグリーンボンドを発行、2017年にはアフリカ地域センターを正式に始動(dòng)するなど、BRICS新開発銀行は一歩ずつ前進(jìn)し、一年ごとにブレークスルーを?qū)g現(xiàn)し、BRICS諸國の協(xié)力の力強(qiáng)い行動(dòng)力を示し、西側(cè)からの疑問やBRICS衰退を唱える聲に有効に反駁した。

BRICS新開発銀行は、BRICS諸國が共同発展を?qū)g現(xiàn)するためのブースターとなる。2016年だけでも、新開発銀行は、5メンバー國の7プロジェクトを認(rèn)可した。規(guī)模は15億ドルで、グリーンエネルギーや交通などの分野に集中している。2017年には10件から15件の融資プロジェクトを認(rèn)可し、融資規(guī)模は25億ドルから30億ドルとなる見通しだ。BRICS新開発銀行の計(jì)畫によると、今後5年の3分の2の融資はインフラ建設(shè)に用いられる。「中國を代表とする新興市場國の発展の歩みは、持続可能発展の重要性を十分に示している。持続可能なインフラ建設(shè)の支援はメンバー國にとって重要だ。BRICS新開発銀行がより多くの資源をこの分野に投入することを希望しているのはそのためだ」と、BRICS新開発銀行のカマート総裁は語る。

BRICS新開発銀行は、BRICS諸國による南南協(xié)力のリードに新たな原動(dòng)力を注いだ。BRICS諸國の協(xié)力メカニズムは、新興市場國と発展途上國の協(xié)力の模範(fàn)と言え、すでに新たな時(shí)期における南南協(xié)力の重要なプラットフォームとなっている。BRICSの提唱する開放型協(xié)力は、協(xié)力の空間と分野を大きく開拓しただけでなく、多くの発展途上國に新たな発展のチャンスをもたらし、南南協(xié)力の安定した長期的な発展を推進(jìn)している。BRICS新開発銀行は現(xiàn)在、その融資プロジェクトのBRICS諸國からその他の新興市場國と多くの発展途上國への拡大を模索している。実體的な機(jī)構(gòu)であるアフリカ地域センターの始動(dòng)は、アフリカのインフラ建設(shè)の加速とアフリカ発展の赤字の埋め合わせに有力な手がかりを提供するものとなる。

堅(jiān)実な前進(jìn)を通じて、BRICSの協(xié)力は新天地を切り開き続けている。9月にはBRICSのリーダーによる廈門サミットが開かれ、「BRICS＋」の革新的な試みがまもなく始まる見通しだ。南南協(xié)力への人々の自信と期待はますます高まっている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2017年8月19日

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