広く注目されている北京?上海間高速鉄道プロジェクトは、著工に必要とされる最後の認(rèn)可——フィージビリティースタディー報(bào)告の認(rèn)可を得て、これから実質(zhì)的に推進(jìn)されることになっている。「上海証券報(bào)」が伝えた。
國家発展?改革委員會(huì)はこのほど、2007年9月に、國務(wù)院の認(rèn)可のもとで、同委員會(huì)が高速鉄道のフィージビリティースタディー報(bào)告を認(rèn)可したことを明らかにした。ある鉄道専門家は、「これはもう著工開始が認(rèn)められたことを意味しているといってもいいだろう」と、上海証券報(bào)の記者に語っている。
昨年3月に國家発展?改革委員會(huì)は、高速鉄道プロジェクトの建議書がすでに國により認(rèn)可されたと公表した。同鉄道は高速レール技術(shù)を採用し、最高時(shí)速は350キロ、運(yùn)行時(shí)速は300キロ。全長(zhǎng)は1318キロ。
ところが、建議書が認(rèn)可されたとはいえ、ずっと著工できなかった。今年3月に、北京?上海間鉄道旅客専門線準(zhǔn)備作業(yè)グループの郎國平副グループ長(zhǎng)はメディアの取材に応じた際、洪水対策評(píng)価、地震災(zāi)害評(píng)価、アセス報(bào)告、用地審査報(bào)告などは、すでに昨年認(rèn)可されており、フィージビリティースタディー報(bào)告だけが認(rèn)可待ちの狀態(tài)である。この報(bào)告が認(rèn)可されたら、うまくいけば、3カ月の準(zhǔn)備期間を経て40余りの地點(diǎn)で著工開始することが可能であると語った。
數(shù)人の鉄道専門家は昨日（10日）、鉄道建設(shè)や機(jī)械製造などの業(yè)種が高速鉄道の建設(shè)により利益を収めるだろうと指摘した。昨年7月に鉄道部が保険業(yè)向けに行った説明會(huì)で明らかにされた情報(bào)によると、同プロジェクトの総予算は1600億元を超えるという。中國鉄道工程會(huì)社の情報(bào)筋は10日、上海証券報(bào)の取材に応じた際、投資は主に鉄道建設(shè)、車両設(shè)備と運(yùn)営管理という三つの分野に集中し、そのうち、鉄道建設(shè)のコストが最も大きな比例を占めていると語り、中國鉄道工程會(huì)社、中國鉄道建設(shè)會(huì)社と中國交通建設(shè)會(huì)社は國內(nèi)の鉄道プロジェクト建設(shè)の中堅(jiān)として、高速鉄道の大部分の建設(shè)作業(yè)を請(qǐng)け負(fù)うことになるだろうということを明らかにした。
また、國內(nèi)の車両製造企業(yè)もこのプロジェクトから利益を収めることになるだろうと見られている。郎國平氏はかつて、車両の80％以上は自國製と明らかにしたことがあるが、同済大學(xué)の鉄道及び都市部レール交通研究院の孫章教授はこのことについて、「現(xiàn)在、中國の多くの車両製造企業(yè)はすでに國外の先端技術(shù)を吸収しており、時(shí)速350キロの車両の製造が可能である」と説明した。また、南車グループも9月末に、國內(nèi)最初の時(shí)速300キロの車両がすでにその傘下企業(yè)で製造されており、今年年末にラインオフすることを明らかにした。
「チャイナネット」2007年10月11日
