新疆ウイグル自治區(qū)は30日、北京で新疆問題に関する記者會見を行い、徐貴相報(bào)道官は、「ここ數(shù)年、海外の反中國勢力の一部が公然と『文化』という旗印を掲げて、わが國に対して世論攻勢を仕掛けている」と示しました。その上で、「新疆に関する小説や映畫などの『文化製品』は、國際社會に悪影響を與えている」と批判しました。

　徐報(bào)道官によりますと、これらの作品の內(nèi)容は、大量の恐怖感をもたらす作り話に満ちているということです。出演者には、違法犯罪者や道徳的墮落者、不正行為者が多く、「當(dāng)事者」「被害者」「重要証人」として話を作り上げ、「養(yǎng)成訓(xùn)練を受けた経験」や「慘めな経験」などを演じています。さらに、先入観をもって、新疆に対して「推定有罪」を行い、中には故意に概念をすり替えて、人々を混亂させる作品もあります。

　これらの「文化製品」について、徐報(bào)道官は、「その裏には、特殊な『監(jiān)督勢』がおり、『學(xué)者』や『シンクタンク』もあれば、『NGO』や報(bào)道機(jī)関もある。業(yè)界はそれぞれだが、いずれも反中國の目的をもって活動を展開している」と指摘しました。

　さらに、徐報(bào)道官は、「新疆は中國の開放地區(qū)であり、國際社會各界の人たちの來訪を歓迎している。しかし、関係側(cè)が推定有罪の姿勢で、新疆に入って確認(rèn)や調(diào)査を行うことにはとりわけ反対する」と重ねて表明しました。

　「中國國際放送局日本語版」2021年8月1日