日本の安倍晉三首相が8月14日に敗戦70周年記念談話(huà)を発表した後、明仁天皇は15日に「おことば」を発表した。明仁天皇は、父の裕仁天皇が70年前に日本の降伏を発表した同日の晝、皇后美智子、安倍首相と共に東京で開(kāi)かれた追悼式に出席し、戦爭(zhēng)の死者を追悼した。明仁天皇はまた、日本の第二次大戦中の暴行に「深い反省」を表明し、例年の「おことば」よりも反省を強(qiáng)めた。8月15日付の米ワシントン?ポストが伝えた。
天皇は毎年この日に「おことば」を発表するが、今年は例年と異なる內(nèi)容となった。この81歳の元首はこれまでの「深い悲しみ」と異なる、反省という強(qiáng)い言葉を用いた。天皇は、「さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦爭(zhēng)の慘禍が再び繰り返されぬことを切に願(yuàn)う」と表明した。ワシントン?ポストは、「日本の天皇が平和主義の論爭(zhēng)をめぐり、安倍首相と異なる道を歩み始めた」と分析した。
皇室ジャーナリストとして數(shù)十年の経験を持つ久能靖氏は、「天皇は私たちに歴史を?qū)Wぶよう戒め、なるべく多く発言しようとしている」と述べた。また明仁天皇の今回の発言は、「前代未聞だった」と指摘した。
1999年に裕仁天皇が崩御し、明仁天皇が菊の御紋と皇位を継承し、日本の現(xiàn)憲法下で即位した唯一の天皇になった。憲法から多くの規(guī)制を受けているが、天皇はこれを回避する手段を模索し、典型的な微妙な表現(xiàn)により、日本を軍事化の道にリードしようとする安倍首相への不満を示している。また天皇の「おことば」の微妙な変化は、安倍首相を批判する人々を勵(lì)ましている。
しかしこの天皇も東京の追悼式で、「敗戦以來(lái)既に70年、戦爭(zhēng)による荒廃からの復(fù)興、発展に向け払われた國(guó)民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する國(guó)民の意識(shí)に支えられ、我が國(guó)は今日の平和と繁栄を築いてきました」と述べた。天皇は日本の戦爭(zhēng)の行為に対する反省を示したが、過(guò)去の歴史にピリオドを打とうとした。
?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)? 2015年8月17日