ヒトゲノムのドラフトシーケンス解析10周年となった26日、國(guó)內(nèi)外の研究機(jī)関が各地で記念イベントを行った。中國(guó)科學(xué)技術(shù)協(xié)會(huì)普及部、中國(guó)科學(xué)院北京ゲノム研究所、遺伝?発育學(xué)研究所、中國(guó)遺伝學(xué)會(huì)なども北京で記念イベントを行った。「科技日?qǐng)?bào)」が1日に伝えた。

　中國(guó)科學(xué)院北京ゲノム研究所の于軍?副所長(zhǎng)は、「中國(guó)の遺伝學(xué)発展は、將來(lái)に向けて必要な準(zhǔn)備をしっかりと行うべきだ。必要な準(zhǔn)備とは、遺伝やゲノム學(xué)に関する科學(xué)普及?宣伝業(yè)務(wù)だ。米國(guó)がヒトゲノム解析のプロジェクトを立ち上げた當(dāng)時(shí)も、科學(xué)普及?宣伝を計(jì)畫の一部として組み込んだ。10年前にゲノム解析が完了したときは、クリントン大統(tǒng)領(lǐng)がスピーチを発表し、テレビ?ラジオがそれを生放送で伝え、多くのアメリカ人が各地で行われた記念祝賀イベントに參加した」と述べた。

　于軍?副所長(zhǎng)はまた、「科學(xué)普及の役割として、わかりやすい例の1つに、遺伝子組換え食品への態(tài)度がある。アメリカ人は中國(guó)人と違って、遺伝子組換え食品に対して『過度の心配』をしていない。彼らは遺伝子組換え食品が、噂で言うほど恐ろしく有害なものではないということを知っているからだ。中國(guó)は、遺伝子組換え食品問題への態(tài)度を、科學(xué)的な認(rèn)識(shí)ではなく、大衆(zhòng)の意見の良し悪しによって決めているようだ。將來(lái)訪れるゲノム學(xué)時(shí)代、個(gè)別化ゲノム時(shí)代において、我々は遺伝子組換え食品よりももっと難しい問題に直面するかもしれない。例えば法律問題、倫理?道徳問題、個(gè)人のプライバシー問題などだ。このため、ゲノム新時(shí)代に向けての科學(xué)普及宣伝を今からしっかりと行って備えを萬(wàn)全にし、ゲノム學(xué)の発展と応用のためにさらなる発展の空間を提供していくべきだ」と述べた。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2010年7月1日