個人所得稅改革問題はずっと全國両會（全國人民代表大會、全國政治協(xié)商會議）のホットな話題の一つとなっている。2011年より、個人所得稅の基礎(chǔ)控除額は3500元にまで引き上げられた。七年を経て、個人所得稅改革がついに実質(zhì)上の大きな動きを迎えている。専門家は、「稅収法定の原則によれば、個人所得稅の基礎(chǔ)控除額の調(diào)整は立法の過程を経る必要があり、幅広い意見徴収を経て、具體策は早くて今年後半に決定されるだろう」と見ている。 

　今年の政府活動報告では、個人所得稅の基礎(chǔ)控除額を引き上げ、教育費や重大疾患醫(yī)療費などの特別控除を増やし、合理的に負(fù)擔(dān)を軽減し、國民が労働によって所得を向上させ、徐々に裕福になっていくよう後押しするとした。財政部副部長の史耀斌氏は7日、「我が國の個人負(fù)擔(dān)稅は現(xiàn)在分類課稅方式で行われている。今回の改革では総合分類課稅の稅制に転じ、個人所得稅改革案の策定を早急にスタートさせるとともに、関連法律の改正の加速化を図る」と述べた。

　13日、中國國家稅務(wù)総局局長の王軍氏は、「次の段階において、個人所得稅法、租稅徴収管理法の改正を積極的にサポートする」と述べた。