英紙『フィナンシャル?タイムズ』ウェブサイトに掲載された9月24日付の記事によると、中國(guó)のエネルギー企業(yè)はこのほど、ロシアの石油會(huì)社と大型の買収合意をとりつけた。世界最大の石油産出國(guó)の一つと世界最大のエネルギー消費(fèi)國(guó)との間の関係を強(qiáng)化する動(dòng)きとなると同時(shí)に、中國(guó)とロシアのビジネス関係のさらなる成熟も示している。
中國(guó)華信エネルギー有限公司がロシアのロスネフチの14.16%の株式を91億ドルで取得することで合意をとりつけたというニュースは、中國(guó)のロシアへの大規(guī)模な投資を渇望する人にとって嬉しいサプライズとなった。
中國(guó)のロシア最大の投資プロジェクトの一つとなり、中國(guó)企業(yè)にとって2番目に大きい石油?ガス事業(yè)の買収合意となる今回の動(dòng)きは、モスクワと歐米との関係がますます悪化する中、世界最大の石油産出國(guó)の一つと最大のエネルギー消費(fèi)國(guó)との関係を強(qiáng)化するものとなっている。これは中國(guó)とロシアのビジネス関係がますます成熟していることも示している。
記事では、ロンドンの投資銀行ハンナム?アンド?パートナーズ(Hannam & Partners)のAlejandro Demichelis代表が、「両國(guó)は企業(yè)の協(xié)力関係を通じてエネルギー協(xié)力を強(qiáng)化するだろう。中國(guó)の企業(yè)との協(xié)力関係の構(gòu)築は、拡張に向けた野心を持つロシア企業(yè)が融資を獲得するための數(shù)少ない方法の一つだ」と指摘している。
ロシアの自然資源は中國(guó)への長(zhǎng)期的な供給が可能で、北部の國(guó)境を越えるだけ供給できる。また中國(guó)の現(xiàn)金はロシアにとって米國(guó)と歐州の投資家に代わる選択肢となる。
今年7月には、中國(guó)の指導(dǎo)者によるロシア訪問(wèn)中、中國(guó)國(guó)家開(kāi)発銀行がロシアの2つの機(jī)構(gòu)への110億ドルの提供に同意した。また數(shù)カ月前には、インフラ建設(shè)やバイオ醫(yī)療、越境貿(mào)易などを重點(diǎn)とした露中投資基金の発足も発表された。
この記事によると、中國(guó)の石油業(yè)界のある上級(jí)管理者は、「ロシアの態(tài)度が変わりつつある。中國(guó)は、パイプラインを通じて石油や天然ガスを獲得することができる。(ロシアの)資源は多く、とても良い選択肢となる」と語(yǔ)っている。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」 2017年10月1日